SPORTS COLUMN
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一塁で守備率10割&三塁で5年連続全試合出場のベテランコンビとは?

層の厚みは12球団随一のホークス投手陣

 ホークスの先発陣は4年連続2ケタ勝利の千賀滉大が軸。二番手に12勝の高橋礼が続き、武田翔太、ベテラン左腕の和田毅までは計算できる。

 さらに若手左腕の大竹耕太郎、復調を目指す東浜巨も控える中、髙橋純が先発転向希望。バンデンハークと新加入のムーアは昨年のケガの不安もあるだけに、若い投手の台頭が待望される。

 救援陣は抑えの森唯斗が盤石。セットアッパーは甲斐野、左のモイネロで、中継ぎも松田遼馬、椎 野新、加治屋蓮、左の嘉弥真新也と駒がそろう。さらにはサファテ、岩嵜翔が故障から復帰。層の厚み は12球団トップだろう。

 捕手陣は昨季、甲斐拓也が自己最多出場。盗塁阻止率は前年比で1割下降し3割4分台も、リード面は向上した。一方で二番手の髙谷裕亮は今年39歳だけに、若手の起用を増やしていきたい。

内川&松田浩のベテランコンビも健在

 チーム本塁打はリーグ1位だったが、規定打席到達の3割打者がいなかった昨季の打線。上林誠知が死球の影響で不振に陥り、柳田悠岐の長期離脱、今宮健太の故障が響いた形だ。が、この選手たちが健在なら、すぐに理想の打線が組める。

 1、2番は上林、今宮のコンビで決まり。中軸の3番は柳田、4番はバレンティン、5番はデスパイネで落ち着く。その上で両ベテランの内川聖一が6番、松田宣浩が7番に入り、8番に牧原大成、9番に甲斐を置くと上位へのつながりもいい。

また、バレンティンは今年から〝日本人扱い〞となり、グラシアルを含めた3助っ人を打線に並べやすい、という強みもある。

 守りは全体に安定し、内川は一塁で守備率10割、松田宣は三塁で5年連続全試合出場。外野は中堅の柳田、右翼の上林は鉄壁だが、左翼をバレンティンが守る場合は穴。昨季は6失策だった。


※=打者は左打、投手は左投、◎=両打
打者の記録は打率、投手は防御率
ーー次回【東北楽天ゴールデンイーグルス編】へ続く >

(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)

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