2015年に3割6分3厘の柳田悠岐
今季のプロ野球は120試合と例年の143試合より少ないため、4割打者の誕生も期待される。
過去には1989年(平成元年)に、巨人のウォーレン・クロマティが97試合時点で打率.401、規定打席に到達したことがある(最終的には.378でシーズンを終えた)。ウォーレン・クロマティは1986年に打率.363で37本塁打と、打率も長打も狙えるスラッガー。1989年は長打を捨てた(15本塁打)結果、さらなる高打率となった。
過去10年で、最も打率が高かったのは15年柳田悠岐(ソフトバンク)の.363。柳田悠岐は2018年も打率.352とハイアベレージを残し、さらに2015年は34本塁打。2018年は36本塁打も放っている。その姿はウォーレン・クロマティとも重なる。
柳田悠岐は昨年の怪我の影響がなければ、の条件はあるものの、ヒット狙いに専念できれば、4割到達も狙えるのではないだろうか。4割は夢の数字だが、夢を実現する選手の登場に、期待している。
公開日:2020.06.10
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