朝日杯フューチュリティS(日曜・阪神)芝1600m
2歳のマイル王決定戦。舞台が阪神に移ったのが14年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
7回のうち、6回で1、2番人気が連対している一方、同じ回数7番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔122〕。4着以内の馬。
京王杯2歳Sから〔022〕。3着以内の馬。
サウジアラビアRCから〔221〕。連対馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。7着馬。
OPのいちょうSから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔101〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬7頭のすべてが、前走でも勝利。
また、6頭に芝1600m以上での勝ちがあり、例外の1頭には芝1400mでの勝ちがありました。
2着馬で見ても、4頭に芝1600m以上での勝ちがあり、3頭に芝1400m以上のOP勝ちがありました。
馬券圏内の21頭に、2戦続けて負けた馬はいません。
また、21頭のすべてが、10月以降に少なくとも1走していました。
牝馬は〔001〕。当日1番人気に推された馬です。
尚、キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.12.15