ターコイズS(12月19日 中山11R)芝1600m
牝馬限定のハンデ戦。重賞に格上げされたのが15年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔101〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔111〕。
6番人気以下〔133〕、2ケタ人気馬〔122〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
大波乱もある牝馬のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
秋華賞から〔201〕。
エリザベス女王杯から〔101〕。
マイルCSから〔100〕。
交流GⅠのJBCレディスクラシックから〔010〕。
府中牝馬Sから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPのキャピタルSから〔012〕。
ポートアイランドSから〔010〕。
こちらも人気、着順は不問。
3勝クラスから〔120〕。こちらは連対馬。
例外はあれど、勝つのはGⅠから。2、3着はOPまたは3勝クラスからのイメージでしょうか。
馬券圏内15頭すべてが、10月以降に少なくとも1走はしていました。休み明けは不振のようです。
トップハンデは5年で10頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは56~53キロで、平均すると54.4キロ。
2着馬は56.5~53キロで、平均53.9キロ。
3着馬は55~52キロで、平均54.2キロ。
連対10頭中、9頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭は芝1600m未経験の馬。
また10頭中8頭に、重賞連対歴がありました。
最後に、年齢別に見ておきましょう。
3歳〔321〕、4歳〔131〕、5歳〔102〕、6歳〔001〕。
若い順にいいようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【レギュラー出演番組情報】
『ジンバナ』 毎週日曜よる8:54~9:00(BS-TBS)
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2020.12.18