京都金杯(1月5日 中京11R)芝1600m
芝1600mのハンデ戦。
例年は京都での施行ですが、今年は中京で行われます。
データは、京都での過去10年で見ていきましょう。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔021〕、3番人気は〔320〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
6番人気以下の伏兵が1頭も馬券に絡まなかったのは、1回だけ。
ステップレースを見ていきましょう。
マイルCSから〔121〕。
菊花賞から〔100〕。
毎日王冠から〔110〕。
阪神Cから〔022〕。
チャレンジC(朝日CCを含む)から〔120〕。
中日新聞杯から〔010〕。
ターコイズSから〔001〕。
重賞組は人気、着順不問です。
OPからが最も好相性で〔604〕。すべて掲示板確保の馬で、3着以内7頭に、5着が3頭。
中でも、リゲルS組がよく〔401〕。要注目のステップと言えそうです。
3勝クラスから〔021〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは10年で16頭いて〔032〕。
勝ち馬のハンデは57~53キロで、平均すると55.35キロ。
2着馬は58~54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は58~53キロで、平均55.1キロ。
ハンデ53キロで馬券に絡んだのは4頭で、内訳は〔202〕。このうち〔201〕が牝馬。連対した牡馬は、すべて54キロ以上と覚えておきましょう。
連対20頭中、17頭に重賞3着以内またはOPでの勝ちがあり、残りの3頭は芝1600mの3着以内率が8割を超えていました。
また、連対20頭中17頭に芝1600mでの勝ちがあったことから、マイル適性の高さは重要なポイントのよう。
ちなみに、前走からの距離延長馬は〔024〕。2着までとなっています。
牝馬は〔202〕。勝った2頭は共に3番人気で、ハンデはどちらも53キロ。3着の2頭は10、11番人気で、ハンデは53キロと54キロ。
牝馬は上手く狙い分けしたいところです。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔442〕、5歳〔322〕、6歳〔322〕、7歳〔023〕、8歳〔001〕。
勝つのは6歳までとなっています。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【レギュラー出演番組情報】
『ジンバナ』 毎週日曜よる8:54~9:00(BS-TBS)
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.01.05