京成杯(1月17日 中山11R)芝2000m
明け3歳馬による芝2000m戦。
過去10年、1番人気は〔231〕、2番人気は〔221〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔236〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ2回に、万馬券なし。
7番人気の馬が〔222〕。ひと捻り必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔110〕。2番人気7着の馬と、2着馬。
OP、GⅡ時代も含む、ホープフルSから〔113〕。掲示板確保の馬。
京都2歳Sから〔010〕。5着馬。
OPの萩Sから〔100〕。5着馬。
1勝クラスから〔423〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔213〕。
未勝利勝ちから〔131〕。
馬券圏内には、前走OPクラスなら掲示板が必要で、例外の1頭はGⅠ2番人気7着の馬。
1勝クラスは3着以内。
距離別で見ると、前走芝1600mからは朝日杯FSのみ。他はすべて芝1800mか、芝2000mからの馬。
近2走続けて3着を外している馬の馬券圏内もありません。
連対20頭中、11頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る9頭には芝1800mでの勝ち、または同距離の重賞2着がありました。
牝馬は〔010〕。出走自体が少なく、昨年1番人気で2着のスカイグルーヴのみ。
キャリア5戦以上の馬は2着まで。
一方で、キャリア3戦の馬が〔642〕と連対の半数を占めています。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.01.14