愛知杯(1月16日 中京11R)芝2000m
芝2000mで行われる、牝馬限定のハンデ戦。
1月に変わったのが16年のこと。また、昨年は小倉での施行。従いまして、データは16~19年の過去4年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔000〕。
6番人気以下〔321〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタはなく、万馬券2本。
残る2回も7450円、4600円ですから、大波乱の牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔110〕。
OP時代も含む、ターコイズSから〔110〕。
マーメイドSから〔100〕。
中日新聞杯から〔001〕。
OPクラスからの人気、着順は不問です。
3勝クラスから〔103〕。連対馬。
2勝クラスから〔020〕。勝ち馬。
トップハンデは4年で7頭いて〔111〕。
勝ち馬のハンデは55.5~53キロで、平均すると54.13キロ。
2着馬は55~50キロで、平均52キロ。
3着馬は56~53キロで、平均53.75キロ。
連対8頭すべてに芝1800m以上での勝ちがあり、勝ち馬4頭中3頭に重賞3着以内がありました。
年齢別では、4歳〔012〕、5歳〔321〕、6歳〔111〕。
そして昨年は、9、5、11番人気の1~3着。馬連12500円の万馬券。前走は、ターコイズS6着、エリザベス女王杯8着、万葉S4着。ハンデは56、53、52キロ。年齢は7歳、6歳、7歳馬。また連対2頭に芝1800m以上での勝ちがあったこと。勝ち馬に重賞3着以内があったことも引き継がれました。
舞台が変わっても、波乱の傾向は変わらず。今年も穴狙いでいきたいところです。
ちなみにハンデ55.5キロ以上は3頭出走して〔201〕。昨年の勝ち馬デンコウアンジュも、56キロでのV。
重いハンデは強さの証しと狙ってみるのも面白いかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.01.15
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