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JRAビギナーズセミナー講師:長谷川雄啓の【根岸ステークス】過去10年データ分析!

Text:長谷川雄啓

根岸ステークス(1月31日 東京11R)ダート1400m

過去10年、1番人気は〔330〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔130〕。

6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔004〕。

馬連3ケタ3回に、万馬券1本。

毎年4番人気までの馬が1頭は連絡み。軸は人気馬でよさそうです。

ステップレースを見ていきましょう。

チャンピオンズCから〔212〕。人気、着順は不問です。

芝のマイルCSから〔100〕。14着馬。

地方交流GⅠのJBCスプリントから〔010〕。2着馬。

同じく、東京大賞典から〔001〕。3着馬。

武蔵野Sから〔301〕。勝ち馬3頭は4着以内の馬、3着の1頭は14着馬。

カペラSから〔221〕。3着以内の馬。

交流GⅢの兵庫ゴールドTから〔001〕。5着馬。

OPのキャラクシーSから〔220〕。3着以内の馬。

大和Sから〔020〕。勝ち馬。

師走Sから〔012〕。2着馬と、3、9着馬。

ファイナルSから〔011〕。連対馬。

すばるSから〔001〕。3着馬。

連対20頭中、近2走のいずれかで連対を果たしていた馬が17頭。

残る3頭中2頭には3着が、もう1頭には4着がありました。

近走好走が必要なようです。

連対20頭中、17頭にダート1400mでの勝ちがあり、そのうちダート1400mのOPクラス勝ちが14頭です。

同条件に勝ちがなかった3頭を見ていくと、18年、勝ったノンコノユメは、ダート1400m初出走。ただし、ダート1600mの重賞に勝ちがありました。

20年、勝ったモズアスコットは、ここが初ダートも、芝1400mに勝ちがあり、芝1600mのGⅠ馬。

20年、2着のコパノキッキングは、ダート1400mに2着があり、ダート1200mを3連勝で飾ったカペラSから臨戦の馬でした。

連対20頭中、16頭にダート重賞の連対、もしくはOPクラスの勝ちがあり、2頭にOPクラス3着以内がありました。例外の1頭は、芝のGⅠ馬です。

牝馬は〔000〕。

セン馬が〔210〕。現在、3年連続連対中。

年齢別で見ておくと、4歳〔220〕、5歳〔341〕、6歳〔423〕、7歳〔111〕、8歳〔015〕。

この8歳馬がみんな人気薄。2ケタ人気馬も3頭います。

脚質的には、差し、追い込み馬の天下です。

また、関西馬が〔91010〕と、関東馬を圧倒していることを覚えておきましょう。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』

【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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