ダイヤモンドS(2月20日 東京11R)芝3400m
芝3400mのハンデ戦。
過去10年、1番人気は〔610〕、2番人気は〔123〕、3番人気は〔012〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
毎年1~3番人気の馬が連に絡んでいますが、2本の万馬券は5万馬券と12万馬券。15&1番人気と、16&3番人気でのワンツーでした。
軸は人気馬でも、ヒモ荒れに注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔100〕。7着馬。
海外GⅠの香港ヴァーズから〔010〕。2着馬。
同じくメルボルンCから〔010〕。1番人気13着馬。
AJCCから〔300〕。3着または3番人気に推されていた馬。
ステイヤーズSから〔121〕。4着以内が3頭と、3番人気に推されていた馬。
日経新春杯から〔013〕。人気、着順は不問です。
OPの万葉Sから〔322〕。掲示板確保の馬。
白富士Sから〔110〕。人気、着順は不問。
ダートの師走Sから〔100〕。14着馬。
3勝クラスから〔014〕。4着以内の馬。
2勝クラスから〔010〕。9着馬でした。
条件戦からは、2着が精一杯となっています。
トップハンデは10年で13頭いて〔330〕。
勝ち馬のハンデは58.5~53キロで、平均すると55.55キロ。
2着馬は58.5~50キロで、平均54.8キロ。
3着馬は55~51キロで、平均54.1キロ。
馬券圏内30頭中、25頭はハンデ54キロ以上です。
58.5キロで連対3頭、58キロで連対2頭。重いハンデでもOKのよう。
連対20頭中15頭に、芝2400m以上での勝ちがありました。
また、連対20頭中、9頭に重賞勝ちが、9頭にOP勝ちがありました。
さらに、連対20頭中、14頭に重賞3着以内が、4頭にOPの連対がありました。
馬券圏内30頭中、前走芝2200m以上からの参戦が27頭です。
牝馬は〔000〕。
セン馬は〔121〕。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔334〕、5歳〔321〕、6歳〔213〕、7歳〔111〕、8歳〔121〕、9歳〔010〕。
高齢馬の好走に注意が必要です。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.02.19