オーシャンS(3月6日 中山11R)芝1200m
過去10年、1番人気は〔322〕、2番人気は〔131〕、3番人気は〔220〕。
6番人気以下〔315〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
近4年は、1または2番人気のいずれかが連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
スプリンターズSから〔011〕。
海外GⅠの香港スプリントから〔101〕。
阪神Cから〔021〕。
シルクロードSから〔131〕。
他に、京阪杯から勝ち馬が。
京都牝馬S、ダートの根岸Sから2着馬が。
東京新聞杯、阪急杯から3着馬が出ています。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPからの成績がよく〔623〕。4着を外していたのは1頭だけ。
最も好相性なのは、ラピスラズリSの連対馬で〔300〕。
3勝クラス勝ち馬の〔101〕というのもあります。
連対20頭中、19頭にダートも含むOPクラスの1200m戦での勝ちがあり、例外の1頭は芝1200mを7戦して連対パーフェクトの馬でした。
ちなみに1200mの重賞勝ち馬は11頭、OP勝ち馬は8頭です。
牝馬は〔351〕。5番人気以内が8頭に、9番人気が1頭です。
年齢別に見ておくと、4歳〔311〕、5歳〔515〕、6歳〔151〕、7歳〔120〕、8歳〔013〕。
ベテランの頑張りに注意が必要です。
また、過去の好走馬が再び、三度の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に見ていきましょう。
11年勝ったダッシャーゴーゴー、13年2着。
11年3着レッドスパーダ、14年3着。
13年勝ったサクラゴスペル、15年も優勝。
14年2着スノードラゴン、16年3着。
15年2着ハクサンムーン、翌16年も2着。
17年2着ナックビーナス、翌18年、19年、20年も2着。
18年3着ダイメイフジ、翌19年も3着。
年を跨いでのリピートが目立ちます。
今年は18年の優勝馬キングハートと、18年、19年と3着のダイメイフジが登録。出走してきたなら、大穴候補に一考かもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.03.05