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JRAビギナーズセミナー講師:長谷川雄啓の【青葉賞】過去10年データ分析!

Text:長谷川雄啓

青葉賞(5月1日 東京11R)芝2400m

3歳馬によるダービーTR。芝2400m戦。

2着までの馬に優先出走権が与えられます。

過去10年、1番人気は〔324〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔101〕。

6番人気以下〔432〕、2ケタ人気馬〔111〕。

馬連3ケタ1回に、万馬券2本。

1番人気の複勝率が90%なのに、波乱含みの結果となっています。

ステップレースを見ていきましょう。

弥生賞から〔310〕。3、4、6、7着の馬。

スプリングSから〔110〕。6、7着の馬。

この2つのGⅡからは、勝ち馬から0秒9差以内の馬だけ好走可のようです。

京成杯から〔010〕。2着馬。

毎日杯から〔001〕。3着馬。

共同通信杯から〔001〕。3着馬。

OPのすみれSから〔001〕。2番人気7着馬。

最も好走馬を輩出しているのが、1勝クラスからで〔677〕。勝ち馬17頭に、2、3、4着馬が1頭ずつ。

1勝クラスの距離を見てみると、19頭が芝2200m以上、例外は芝1600mから3着に来た1頭のみです。

連対20頭すべてに芝2000m以上での出走歴があり、19頭はそこで勝利。残る1頭にも、芝2000mの重賞での4着がありました。

新馬、未勝利勝ちからの馬券圏内はなく、キャリア8戦以上の馬にも馬券圏内はありません。覚えておきましょう。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 重版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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