鳴尾記念(土曜・中京)芝2000m
この距離に変わったのが、12年のこと。また、例年は阪神での施行ですが、今年は中京での開催。それでもデータは過去9年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔240〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔201〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
9回中、8回で1、2番人気が連絡み。軸は人気馬でいいかもしれません。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔300〕。ただし、1頭は前年春の天皇賞からです。
ヴィクトリアマイルから〔020〕。
海外GⅠの香港Cから〔010〕。
GⅡ時代も含む、大阪杯から〔013〕。
中山記念から〔200〕。
京王杯SCから〔100〕。
日経賞から〔001〕。
新潟大賞典から〔133〕。
小倉大賞典から〔010〕。
OPの都大路Sから〔111〕。
福島民報杯から〔100〕。
大阪城Sから〔001〕。
すべて前走は人気、着順不問です。
連対18頭中、13頭に重賞勝ちがあり、4頭に重賞2着またはOPの連対がありました。
また、連対18頭中、14頭に芝2000mでの勝ちが、3頭に芝2000m以上の重賞での連対歴がありました。
牝馬は〔020〕。
関東馬は〔001〕と、苦戦を強いられています。
年齢別で見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔235〕、5歳〔421〕、6歳〔222〕、7歳〔021〕、8歳〔100〕。
勝ち馬では、5歳馬が一番のよう。
前走の人気、着順が不問でも、重賞やOPの連対が無い馬は1頭だけ。過去の実績重視がポイントになりそうです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.06.04