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【中日新聞杯】競馬初心者講座講師・長谷川雄啓の過去4年データ分析!

Text:長谷川雄啓

中日新聞杯(土曜・中京)芝2000m

芝2000mのハンデ戦。

12月の中京での施行になったのが、17年のこと。従いまして、データは過去4年です。

1番人気は〔111〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔010〕。

6番人気以下〔121〕、2ケタ人気馬〔010〕。

馬連3ケタはなく、万馬券1本。

毎年1~3番人気の馬が連に絡んでいながら、ヒモが荒れやすい。波乱含みのハンデ戦となっています。

ステップレースを見ていきましょう。

エリザベス女王杯から〔100〕。

天皇賞・秋から〔011〕。

セントライト記念から〔100〕。

関屋記念から〔100〕。

府中牝馬Sから〔010〕。

小倉記念から〔001〕。

小倉大賞典から〔001〕。

重賞組は、すべて掲示板外しの馬。

OPから〔121〕。3番人気までに推されていた馬で、着順は、2、8、11、5着です。

ハンデを見てみましょう。

勝ち馬は、53、55、55、56キロ。

2着馬は、54、54、55、57.5キロ。

3着馬は、54、56、57、57キロ。

53キロで勝ったのは牝馬ですから、牡馬換算なら55キロ。54キロより軽いハンデの馬は、苦戦の傾向にあるようです。

連対8頭中、6頭に芝2000m以上の重賞3着以内がありましたが、重賞実績はあまり重視しないでよさそう。

牝馬は〔110〕。

年齢別では、3歳〔110〕、4歳〔323〕、5歳〔001〕、6歳〔000〕、7歳〔010〕。

4歳馬が抜けて好成績です。

脚質的には差し、追い込みの天下です。

この4年、前走3番人気以内に支持され、当日も3番人気以内という馬が、連に絡んでいます。

“軸は人気馬で”ですが、その軸馬探しの参考になるかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第3版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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