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【ホープフルS】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去4年データ分析!

Text:長谷川雄啓

ホープフルS(28日 火曜・中山)芝2000m

2歳GⅠに格上げされたのが、17年のこと。従いまして、データは過去4年です。

1番人気は〔400〕、2番人気は〔011〕、3番人気は〔021〕。

6番人気以下〔001〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。

馬連3ケタ3回に、万馬券なし。

勝ち馬はすべて1番人気の馬。

さらに、馬券圏内12頭中、11頭までもが4番人気までの馬。馬連も最高配当が1440円ですから、GⅠになって堅い重賞になった印象です。

ステップレースを見ていきましょう。

デイリー杯2歳Sから〔010〕。勝ち馬。

東京スポーツ杯2歳Sから〔201〕。勝ち馬。

京都2歳Sから〔100〕。1番人気2着馬。

OPの萩Sから〔110〕。1番人気1着馬。

アイビーSから〔011〕。1、2番人気で1着の馬。

1勝クラスから〔011〕。1番人気1着馬。

新馬勝ちから〔001〕。3番人気で勝ち上がった馬です。

勝ち馬4頭はすべて前走OPクラスからの馬。

前走で敗れていたのは、京都2歳S2着からの、17年の勝ち馬タイムフライヤーのみ。

また、芝1600mのデイリー杯2歳Sからのジャンダルム(17年2着)以外は、すべて前走芝1800mか芝2000mからです。

馬券圏内12頭が、すべてここまで連を外したことがない馬。

12頭中、11頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭はここまで芝1600mで2戦2勝の馬。

また、11頭が2勝以上を挙げており、例外の1頭は新馬戦を勝ったばかりの馬。ただし、この1勝馬は3着まで。

馬券圏内12頭、すべてがキャリアは4戦以内。

関西馬が〔432〕なのに対し、関東馬は〔012〕。関西馬優勢のレースです。

逃げ馬が1頭も馬券に絡めていないのは、OP、GⅡ時代を含む、過去10年に共通していること。差し、追い込みが決まりやすいことを覚えておいて下さい。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第3版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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