東海S(日曜・中京)ダート1800m
1月の中京に替わったのが13年のこと。また、20年は京都での開催。従いまして、データは1月の中京施行時の過去8回です。
1番人気は〔502〕、2番人気は〔120〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔054〕、2ケタ人気馬〔022〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1または2番人気が必ず馬券圏内に来ていますが、6回で8番人気以下の伏兵が馬券絡み。ヒモ荒れのイメージでいいでしょう。
ステップレースを見ていきましょう。
(旧JCダートを含む)チャンピオンズCから〔223〕。人気、着順は不問。
交流GⅠの東京大賞典から〔210〕。4着以内の馬。
交流GⅡの名古屋大賞典から〔010〕。勝ち馬。
みやこSから〔020〕。人気、着順は不問。
交流GⅢのクイーン賞から〔001〕。5着馬。
OPから〔323〕。4着以内7頭と、4番人気12着馬。
3勝クラスから〔101〕。1番人気1着馬でした。
勝ち馬はすべて、前走掲示板確保の馬。
中2週以内の馬は、3着に1頭いるだけです。
連対16頭中、10頭に交流を含む重賞勝ちがあり、2頭にOPクラスでの勝ちがありました。
また、連対16頭中、12頭がダート1800mで3勝以上を挙げており、ダート1800mに勝ちがない馬は2着に1頭いるだけです。
距離の幅を広げてみると、連対16頭中、15頭がダート1700~2000mで4勝以上を挙げていました。
高いダート実績が求められるレースです。
牝馬は〔001〕。
年齢別で見ておきましょう。
4歳〔112〕、5歳〔533〕、6歳〔103〕、7歳〔130〕、8歳〔010〕。
5歳馬が抜けて好成績です。
先行勢が有利な中京のダート。4コーナー、1、2番手の馬が5勝を挙げています。展開もしっかり読み切りたいところです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第3版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.01.19