京都牝馬S(土曜・阪神)芝1400m
牝馬限定の芝1400m戦。この距離に変更になったのが16年のこと。また、その名の通り、例年は京都での施行ですが、今年も昨年に続き、阪神の芝内回り1400mで行われます。
データは過去6年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
2番人気の馬券圏内がなく、残る4回の配当も2000円台と3000円台。波乱も念頭に置いておきたい牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。8着馬。
スワンSから〔100〕。6着馬。
阪神Cから〔100〕。6着馬。
OP時代も含む、ターコイズSから〔211〕。勝ち馬2頭は連対馬。2、3着は、それぞれ7着と5着だった馬。
京都金杯から〔101〕。勝ち馬。
OPから〔021〕。掲示板2頭に、3番人気14着馬。
3勝クラスから〔033〕。2着3頭は勝ち馬。3着3頭は1着、2着、3番人気8着馬です。
馬券圏内18頭中、17頭が前走芝1400m以上のレースから。芝1200mからはわずかに1頭(2着)です。
連対12頭中、11頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る1頭には芝1400mの重賞での勝ちがありました。
また、連対12頭中6頭に重賞勝ちが、2頭に重賞2着があり、残る4頭は近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がった馬でした。
最後に年齢別で見ておくと、4歳〔241〕、5歳〔422〕、6歳〔003〕。
連対は4、5歳の2世代に限られ、6歳は3着まで。7歳以上の馬券圏内はありません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第4版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.02.18