フィリーズレビュー(日曜・阪神)芝1400m
3歳牝馬による、桜花賞TR。芝1400m、GⅡ。
データは過去10年ですが、19年は1着同着。従いまして、10年で勝ち馬は11頭、2着馬は9頭となります。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔200〕。
6番人気以下〔437〕、2ケタ人気馬〔113〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年6番人気以下の伏兵が馬券圏内に来ている、波乱の桜花賞TRです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔243〕。人気、着順は不問です。
朝日杯FSから〔100〕。10着馬。
クイーンCから〔011〕。4着馬。
OPから〔211〕。掲示板確保の馬。
芝の1勝クラスから〔534〕。勝ち馬9頭に、2着馬、4着馬と、1番人気5着馬。
ダートの1勝クラスから〔001〕。勝ち馬。
未勝利勝ちから〔100〕。
前走の距離で見ると、連対20頭は、すべて芝の1400mか1600mから。
3着も、ダートを含め、9頭が当てはまります。例外の1頭は1200mからでした。
連対20頭中、17頭に芝1400m以上での勝ちがあり、例外の3頭中、2頭は芝1200mの重賞勝ち馬です。
キャリア1戦の馬の馬券圏内はなく、6戦以上の馬は2着まで。
内回りでも、差しや追い込みが決まります。牝馬らしい、切れる脚を持つ馬を狙ってみたいレースです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第4版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.03.10