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愛知杯に出走していた馬が馬券内に絡む確率90%!【中山牝馬S】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

中山牝馬S(土曜・中山)芝1800m

牝馬限定のハンデ戦。芝1800m戦、GⅢ。

データは過去10年ですが、14年は2着同着。従いまして、2着は11頭、3着は9頭となります。

1番人気は〔122〕、2番人気は〔020〕、3番人気は〔210〕。

6番人気以下〔436〕、2ケタ人気馬〔023〕。

馬連3ケタ1回に、万馬券2本。

上位人気馬に信頼がおけない、波乱のレースです。

ステップレースを見ていきましょう。

エリザベス女王杯から〔100〕。7着馬。

有馬記念から〔010〕。10着馬。

日経新春杯から〔101〕。3着馬と12着馬。

愛知杯から〔423〕。4着以内の馬が6頭に、8着馬2頭、12着馬1頭。

ターコイズS(OP時代も含む)から〔121〕。4着以内の馬。

京都牝馬Sから〔101〕。6着と3着の馬。

中山金杯から〔020〕。4着と5着の馬。

東京新聞杯から〔010〕。6着馬。

小倉大賞典から〔001〕。2番人気8着馬。

OPから〔201〕。人気、着順は不問。

3勝クラスから〔021〕。連対馬。

2勝クラスから〔010〕。勝ち馬。

近5年の連対馬は、すべて前走4着以内または1、2番人気に推されていた馬です。

トップハンデは10年で16頭いて〔130〕。

勝ち馬のハンデは56~52キロで、平均すると53.8キロ。

2着馬は56~50キロで、平均53.36キロ。

3着馬は56~51キロで、53.33キロ。

連対21頭中、19頭に芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、残る2頭には芝1600mでの勝ちと共に中山の芝に勝ちがありました。

連対21頭中、15頭に重賞3着以内が、1頭に重賞4着が、2頭に重賞で勝ち馬から0秒2差がありました。

残る3頭中、2頭は前走で3勝クラスを勝ち上がった馬。

最後の1頭、20年2着のリュヌルージュは、前走で2勝クラスを勝ったばかりでの格上挑戦でしたが、さかのぼればOP2着のあった馬です。

年齢別に見ておくと、4歳〔331〕、5歳〔654〕、6歳〔132〕、7歳〔002〕。

5歳馬の活躍が目立ちます。

最も好走馬を輩出している愛知杯ですが、15年までは12月の施行。前々走で愛知杯を走っていた馬も含めると〔535〕となり、愛知杯出走馬が9年連続で馬券圏内に来ています。

今年も愛知杯組は要チェックです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第4版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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