福島牝馬S(土曜・福島)芝1800m
牝馬限定の芝1800m戦、GⅢ。
昨年は新潟での施行。今年は福島に戻ったので、昨年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔231〕、2番人気は〔012〕、3番人気は〔310〕。
6番人気以下〔225〕、2ケタ人気馬〔115〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
9回中、5回で2ケタ人気馬が馬券圏内に。そのうち2回は、2ケタ人気馬が2頭も馬券に絡んでいます。大波乱もある牝馬重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
圧倒的に好相性なのが中山牝馬S組で〔762〕。3着以内8頭に、4~8着の馬が7頭。中山牝馬S組のワンツーが6回もあります。
愛知杯から〔201〕。人気、着順は不問。
勝ち馬は、この2つの重賞からのみとなります。
京都牝馬Sから〔001〕。9着馬。
阪神牝馬Sから〔001〕。11着馬。
OPの六甲Sから〔001〕。12着馬。
3勝クラスから〔023〕。人気、着順は不問。
2勝クラスから〔010〕。勝ち馬です。
連対18頭中、17頭に芝1800mでの勝ち、または芝1800mの重賞3着以内があり、例外の1頭は前走中山牝馬Sで、勝ち馬から0秒2差の6着だった馬です。
また、連対18頭中、距離にかかわらず、15頭に重賞3着以内があり、3頭にはOPでの掲示板がありました。
年齢別では、4歳〔242〕、5歳〔455〕、6歳〔202〕、7歳〔100〕。
5歳馬が中心のようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第4版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.04.22