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連対馬の77.8%が持っていた重賞実績とは!?【平安S】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去9年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

GⅢ・平安S(土曜・中京)ダート1900m

施行時期と距離が変更になったのが、13年のこと。今年も昨年に引き続き中京での開催ですが、データはそれも含む過去9年で見ていきたいと思います。

1番人気は〔410〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔132〕。

6番人気以下〔241〕、2ケタ人気馬〔111〕。

馬連3ケタ2回に、万馬券2本。

9年のうち、8回で1~3番人気が連に絡んでいる一方で、万馬券は2万馬券に5万馬券。難解な1戦と言えそうです。

ステップレースを見ていきましょう。

フェブラリーSから〔211〕。人気、着順は不問です。

交流GⅠの東京大賞典から〔100〕。2番人気1着馬。

海外GⅠのサウジCから〔001〕。6着馬。

交流GⅡのダイオライト記念から〔110〕。1番人気1着馬。

同じくエンプレス杯から〔001〕。1番人気1着馬。

アンタレスSから〔333〕。掲示板6頭に、3、4、9番人気だった馬。

マーチSから〔020〕。5着馬と1番人気14着馬。

交流GⅢのマリーンCから〔011〕。1番人気で連対の馬。

OPの仁川Sから〔110〕。勝ち馬と5番人気11着馬。

ブリリアントSから〔102〕。掲示板2頭に、1番人気14着馬。

条件戦からの馬券圏内はありません。

また、馬券圏内27頭中、26頭が2月以降に少なくとも1走はしていました。

加えて、前走が地方交流重賞だった馬は、1、2番人気での連対が必須となります。

連対18頭すべてにダート1800m以上での勝ちがあり、そのうち14頭は重賞を勝っていました。

また、馬券圏内27頭中、2戦続けて掲示板を外していたのは、19年2着のモズアトラクションだけ。この馬も前々走の6着は3着からハナ、クビ、クビの差ですから、凡走が続いている馬は軽視してよさそうです。

牝馬は〔012〕。当日3、4番人気に推されていた馬です。

最後に年齢別に見ておくと、4歳〔431〕、5歳〔423〕、6歳〔121〕、7歳〔023〕、8歳〔001〕。

4、5歳馬が中心のようです。

実は、馬券圏内27頭のすべてが関西馬。関東馬を圧倒しています。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第5版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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