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前走が1勝クラスの馬は大苦戦!【ユニコーンS】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

GⅢ・ユニコーンS(日曜・東京)ダート1600m

3歳限定のダート重賞。

データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。

1番人気は〔320〕、2番人気は〔320〕、3番人気は〔324〕。

6番人気以下〔127〕、2ケタ人気馬〔012〕。

馬連3ケタ5回に、万馬券1本。

1~3番人気で9勝ですが、昨年は7番人気が勝利、2着も14番人気で大波乱となりました。

ステップレースを見ていきましょう。

芝のNHKマイルCから〔100〕。9着馬。

交流GⅡの兵庫CSから〔210〕。連対馬。

海外GⅡのUAEダービーから〔001〕。10着馬。

OPの青竜Sから〔143〕。連対7頭に、4着馬1頭。

端午Sから〔120〕。3着以内の馬。

伏竜Sから〔120〕。連対2頭に、9着馬。

鳳雛Sから〔111〕。3着以内の馬が2頭に、4着馬。

ヒヤシンスSから〔100〕。勝ち馬。

昇竜Sから〔001〕。4着馬。

2勝クラスから〔100〕。4着馬。

1勝クラスから〔105〕。すべて勝ち馬で、1、2番人気で勝ち上がった馬が5頭に、7番人気馬が1頭でした。

連対20頭中、OPクラスに勝ちがあったのは11頭。残りの9頭には1勝クラス勝ちがありました。

OP実績は重要でないとはいえ、前走がOPクラスでなかった馬は、わずかに2頭。連対馬のステップとしては、OPクラスがいいようです。

距離で見てみると、ダートの1600m以上に勝ちがあったのは14頭。

1400m以下しか勝っていない馬は5頭。

残る1頭は、芝1600mの重賞勝ち馬でした。

キャリア8戦以上は2着まで。フレッシュな馬が良いようです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第5版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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