GⅢ・函館記念(日曜・函館)芝2000m
過去10年、1番人気は〔100〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔302〕。
6番人気以下〔1108〕、2ケタ人気馬〔152〕。
馬連3ケタはなく、万馬券3本。
過去10年のうち、9年で2ケタ人気馬が連絡み。
2着に限っては、すべてが7番人気以下の人気薄。
さらに、10回のうち9回で7番人気以下が2頭ずつ馬券に絡んでいる、大波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
天皇賞・春から〔011〕。
NHKマイルCから〔001〕。
目黒記念から〔210〕。
金鯱賞から〔100〕。
日経賞から〔010〕。
エプソムCから〔210〕。
鳴尾記念から〔201〕。
新潟大賞典から〔112〕。
マーメイドSから〔001〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPの巴賞から〔152〕。人気、着順は不問。
福島テレビOPから〔100〕。3着馬。
都大路Sから〔001〕。2着馬。
3勝クラスから〔001〕。1番人気1着の馬でした。
トップハンデは10年で10頭いて〔120〕。
勝ち馬のハンデは57.5~54キロで、平均すると55.35キロ。
2着馬は58~52キロで、平均54.9キロ。
3着馬は57.5~53キロで、平均55.15キロ。
トップハンデで馬券に絡んだ3頭は、前走3着以内の馬。
トップハンデ以外で57キロ以上の馬は〔002〕。3着までとなっています。
連対20頭すべてに、芝1800mまたは2000mの勝ちがありました。
また、連対20頭中、19頭にOPクラスの3着以内があり、残る1頭はOPクラス4着がある馬。
さらに、連対20頭中、18頭に重賞掲示板があり、そのうち6頭が重賞勝ちの馬でした。
牝馬は〔001〕。
年齢別に見ておくと、3歳〔001〕、4歳〔231〕、5歳〔305〕、6歳〔323〕、7歳〔240〕、8歳〔010〕。
ベテランの頑張りに注目です。
巴賞組で馬券に絡んだ8頭のうち、7頭が7番人気以下。洋芝巧者が巴賞をひと叩きで、函館記念へ。前走の負けだけで見切らず、変わり身を見せる洋芝巧者に注意が必要です。
逃げ馬が〔301〕。抜けていい成績ではありませんが、前々の馬が多く馬券に絡んでいるのは事実。逃げ、先行馬は要注意です。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.07.13