GⅢ・中京記念(日曜・小倉)芝1800m
例年、中京で行われる芝1600mのハンデ重賞でしたが、一昨年は阪神芝の同距離で、昨年は小倉の芝1800mで行われ、今年も昨年と同じ、小倉芝1800mでの開催となります。
データはそれらすべてを含む、過去10年です。
1番人気は〔202〕、2番人気は〔010〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔482〕、2ケタ人気馬〔102〕。
馬連3ケタはなく、万馬券4本。
馬連1000円台も、一度もありません。
ちなみに昨年は1、6、5番人気の1~3着で、馬連2330円。舞台が替わっても、波乱のハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔110〕。
安田記念から〔110〕。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。
京王杯SCから〔201〕。
マイラーズCから〔010〕。
マーメイドSから〔101〕。
エプソムCから〔002〕。
重賞組は、人気、着順不問です。
OPの米子Sから〔232〕。連対4頭に、6着馬が1頭。1、2番人気に推された馬が1頭ずつです。
パラダイスSから〔221〕。連対4頭に、8着馬1頭。
谷川岳Sから〔010〕。勝ち馬。
都大路Sから〔010〕。5着馬。
安土城Sから〔001〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔001〕。勝ち馬でした。
昨年はマーメイドS4着馬・54キロ、安田記念12着馬・56キロ、マーメイドS2着馬・52キロの1~3着です。
トップハンデは、10年で21頭いて〔212〕。
勝ち馬のハンデは58~52キロで、平均すると55.65キロ。
2着馬は57~52キロで、平均55キロ。
3着馬は58~52キロで、平均55.65キロ。
近4年の馬券圏内12頭は、すべて57キロ未満の馬です。
連対20頭中、18頭に重賞3着以内またはOP勝ちがありました。
しかし、近6年の優勝馬に重賞勝ちはありません。
馬券圏内30頭中、29頭が5月以降に少なくとも1戦は走っていました。
昨年も6月出走馬の1~3着です。
牝馬は〔122〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔110〕、4歳〔004〕、5歳〔673〕、6歳〔313〕、7歳〔010〕。
5歳が抜けてよく、6歳がそれに続くようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.07.20