GⅢ・小倉2歳S(日曜・小倉)芝1200m
小倉の2歳チャンピオン決定戦。
過去10年、1番人気は〔230〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔311〕。
6番人気以下〔145〕、2ケタ人気馬〔120〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
毎年、1~3番人気が連に絡んでいます。
ステップレースを見ていきましょう。
函館2歳Sから〔001〕。4着馬。
フェニックス賞から〔220〕。3番人気までで勝った馬が3頭に、1番人気3着馬。
中京2歳Sから〔100〕。1番人気1着馬。
ひまわり賞から〔001〕。1番人気1着馬。
芝の新馬戦から〔656〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
ダートの新馬戦から〔001〕。4番人気1着馬。
未勝利戦はすべて芝で〔131〕。5頭とも、1番人気で勝ち上がった馬です。
芝1600mの中京2歳S以外、馬券圏内29頭の前走は、芝もダートもすべて1200m戦。
函館2歳S4着馬とフェニックス賞3着馬以外は、すべて前走1着の馬でした。
連対馬の前走競馬場を見てみると、成績がいいのは、小倉〔876〕、中京〔201〕。
勝ち馬はこの2場からしか出ていません。
また、連対20頭のデビューした競馬場を見てみると、小倉9頭、中京5頭、阪神4頭、東京1頭、新潟1頭となっています。
連対20頭の中に、芝で3着を外した馬はいません。
牝馬は〔544〕。
キャリア4戦以上の馬の馬券圏内はありません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.09.01