GⅢ・シリウスS(土曜・中京)ダート1900m
ダート1900mのハンデ戦。例年、阪神のダート2000mで行われていましたが、昨年、一昨年に続き、今年も中京のダート1900mでの施行です。
データは過去10年です。
1番人気は〔311〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔132〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔100〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
波乱含みのハンデ重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GⅠのジャパンダートダービーから〔200〕。
エルムSから〔122〕。
レパードSから〔100〕。
プロキオンSから〔100〕。
交流GⅢのマーキュリーCから〔100〕。
平安Sから〔022〕。
前走重賞組の14頭のうち、掲示板外しは4頭。このうち3頭は前走で1、2番人気に推されていました。巻き返しの参考にしてみて下さい。
OPから〔246〕。勝ち馬6頭と、1番人気に推されていた馬が3頭。あとは、5、7、8着馬です。
3勝クラスから〔220〕。こちらはすべて勝ち馬でした。
トップハンデは10年で15頭いて〔102〕。
勝ち馬のハンデは57.5~53キロで、平均すると54.85キロ。
2着馬は58~54キロで、平均56.15キロ。
3着馬は58.5~54キロで、平均56.65キロ。
57.5キロ以上が〔135〕と頑張っていますが、58キロ以上は2着まで。
3、2、1着の順にハンデの平均が重いのも特徴です。
近2走のいずれかで勝っている馬が、馬券圏内30頭の中に20頭もいます。
このうちOPか3勝クラスを勝っているのが15頭。勢いがあれば、好走可のハンデ戦と言えそうです。
牝馬は〔000〕。
年齢別では、3歳〔310〕、4歳〔304〕、5歳〔342〕、6歳〔124〕、7歳〔020〕、8歳〔000〕、9歳〔010〕。
まんべんなくのイメージでしょうか。
尚、中京で行われた近2年は、左回りの実績が重要。馬券圏内には、左回りダートでの勝ち、または重賞連対が必須となっています。要チェックです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.09.30