GⅡ・デイリー杯2歳S(土曜・阪神)芝1600m
2歳重賞。例年は京都での施行ですが、20、21年に続き、今年も阪神で行われます。
施行時期が11月に変わったのが14年のこと。従いまして、データは過去8年です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔230〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔032〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
勝つのは5番人気までです。
ステップレースを見ていきましょう。
新潟2歳Sから〔101〕。勝ち馬。
小倉2歳Sから〔010〕。勝ち馬。
OPのききょうSから〔101〕。勝ち馬。
もみじSから〔001〕。5着馬。
芝の新馬戦から〔321〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
芝の未勝利戦から〔232〕。3番人気までで勝ち上がった馬。
ダートの未勝利から〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。ちなみに、この馬は過去2回芝のレースを走っていて、共に3着という成績を残していました。
馬券圏内24頭中、前走で敗れていたのは3頭だけ。この3頭共、前走で掲示板は確保、デイリー杯2歳Sは3着。従いまして、連対16頭はすべて前走1着の馬です。
馬券圏内24頭中、前走3番人気以内に推されていた馬が21頭。残る3頭も4、5、6番人気の馬。
勝ち馬8頭は、すべて前走3番人気以内。2着馬8頭も、前走4番人気以内の馬でした。
連対16頭すべてに、ダートを含む1400m以上での勝ちがあり、3着で見ても、8頭中7頭に1400m以上での勝ちがありました。
中2週以内の馬は2着まで。
キャリア4戦以上の馬は3着までとなっています。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第5版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2022.11.11