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レモンポップやバトルクライは苦戦必至!? 馬券圏内の96.7%が関西馬のダート重賞!【根岸S】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

根岸S(日曜・東京)

ダート1400m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔120〕。

6番人気以下〔234〕、2ケタ人気馬〔013〕。

馬連3ケタ2回に、万馬券なし。

毎年4番人気までの馬が連絡み。軸は人気馬でよさそうです。

 

ステップレースを見ていきましょう。

チャンピオンズCから〔213〕。人気、着順は不問です。

芝のマイルCSから〔100〕。14着馬。

交流GⅠのJBCスプリントから〔010〕。2着馬。

武蔵野Sから〔311〕。4着以内4頭に、14着馬。

カペラSから〔221〕。3着以内の馬。

交流GⅢの兵庫ゴールドTから〔101〕。共に1番人気で1着と5着の馬。

OPのギャラクシーSから〔121〕。

ファイナルSから〔011〕。

師走Sから〔011〕。

霜月Sから〔010〕。

すばるSから〔001〕。

リステッドを含むOPからは、すべて3着以内の馬。

条件戦からの馬券圏内はありません。

連対20頭中、近2走のいずれかで連対していた馬が17頭。残る3頭も、3着ありが1頭、4着ありが2頭。

近走好走は必須条件のようです。

 

また、連対20頭中17頭にダート1400mでの勝ちがあり、未勝利の3頭は以下のよう。

18年、優勝したノンコノユメには、ダート1600mの重賞勝ちがありました。

20年、優勝したモズアスコットはここが初ダートで、芝1400mに勝ちがあり、芝1600mのGⅠ勝ちがありました。

20年、2着のコパノキッキングは、ダート1400mに2着があり、ダート1200m戦を3連勝でカペラSを勝って臨んだ勢いがありました。

連対20頭中17頭が、ダート重賞に連対歴またはOPクラス勝ちのあった馬。残る3頭中2頭にはダートOPクラス3着以内があり、1頭はここが初ダート。

高いダート適性が求められるということでしょう。

 

牝馬は〔000〕。

セン馬は〔220〕。

脚質的には、差し、追い込みの天下です。

また、関西馬が〔91010〕と、関東馬を圧倒しています。

最後に、年齢別で見ておくと、4歳〔220〕、5歳〔422〕、6歳〔333〕、7歳〔111〕、8歳〔024〕。

ベテランの頑張りが目立ちます。

特に8歳馬の6頭は、5、6、9、10、10、15番人気での好走。今年も出走があれば、穴と狙ってみるのも面白いかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第5版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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