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オープンファイアはここを勝てる実績には届いていないと判断したい!【きさらぎ賞】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

きさらぎ賞(日曜・中京)

3歳馬による芝2000m戦、GⅢ。

例年、京都で行われてきた重賞ですが、21、22年に引き続き、今年も中京での施行となります。

 

データは過去10年です。

1番人気は〔222〕、2番人気は〔232〕、3番人気は〔212〕。

6番人気以下〔313〕、2ケタ人気馬の馬券圏内はありません。

馬連3ケタ6回に、万馬券なし。

中京施行の2回も馬連は3ケタ。堅めの3歳重賞です。

 

ステップレースを見ていきましょう。

朝日杯FSから〔102〕。人気、着順は不問。

ホープフルSから〔111〕。人気、着順は不問。

東京スポーツ杯2歳S(GⅢ時代も含む)から〔011〕。4着と2着の馬。

シンザン記念から〔200〕。共に3着馬。

京都2歳S(OP時代も含む)から〔200〕。連対馬。

1勝クラスから〔364〕。勝ち馬8頭に、2着馬3頭、3着馬2頭。

新馬勝ちから〔110〕。2番人気で勝ち上がった馬。

未勝利勝ちから〔012〕。1、2番人気で勝ち上がった馬です。

前走GⅠなら人気、着順は不問、GⅡ以下なら4着以内必須です。

連対20頭中、18頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、残る2頭のうち、1頭には芝1600mの勝ちが、1頭には芝1600mの重賞3着がありました。

ちなみに、中京施行の2回で、馬券圏内6頭のうち5頭に芝2000mでの勝ちがあり、例外の昨年3着メイショウゲキリンにも芝2000mに2着がありました。

勝ち馬10頭で見ると、8頭にOPクラスの3着以内または1勝クラス勝ちがあり、残る2頭は新馬勝ち即の馬と、新馬勝ちからGⅠに挑んだキャリア2戦の馬です。

 

牝馬は〔100〕。ここまで2戦2勝で、当日は1番人気に推された馬でした。

キャリア6戦以上に馬券圏内なし。

キャリア2、3戦の馬で〔776〕ですから、このあたりが狙い目になるのかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第6版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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