共同通信杯(日曜・東京)
3歳馬による芝1800m戦、GⅢ。
過去10年、1番人気は〔131〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔421〕。
6番人気以下〔223〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券なし。
毎年1~3番人気のいずれかが馬券圏内に来ています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔040〕。掲示板3頭に、9着馬。
GⅢ時代の東京スポーツ杯2歳Sから〔201〕。3着以内の馬。
京成杯から〔013〕。人気、着順は不問。
旧ラジオNIKKEI杯2歳Sから〔001〕。3着馬。
京都2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
シンザン記念から〔001〕。4着馬。
OPの若駒Sから〔100〕。3着馬。
OP時代のホープフルSから〔010〕。2着馬。
1勝クラスからが最もよく〔421〕。3着以内の馬。
新馬勝ちから〔222〕。すべて1番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔100〕。こちらも1番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭すべてに、近2走のうちのいずれかで3着以内がありました。
勝ち馬10頭で見ると、すべて前走は3着以内の馬です。
連対20頭中17頭に、芝1800mまたは芝2000mでの勝ちがあり、2頭はここまで芝1600mで2戦して無敗の馬、1頭は芝1600mでの勝ちと芝2000mのOPでの3着があった馬です。
また、連対20頭中11頭にOPクラスでの4着以内があり、残る9頭はここが初のOPだった馬です。
さらに、GⅠ以外で掲示板を外したことがあって連に絡んだのは、13年2着ゴットフリートだけ。取捨選択の参考になるかもしれません。
牝馬は〔000〕。キャリアについては不問となっています。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.02.09