弥生賞ディープインパクト記念(日曜・中山)
3歳馬による芝2000mの皐月賞TR、GⅡ。
上位3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
過去10年、1番人気は〔331〕、2番人気は〔322〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔232〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ5回、万馬券2本。
その2本の万馬券は5万馬券と2万馬券ですから、両極端な結果となっています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔133〕。連対5頭に、2番人気7着と7番人気6着の馬。
ホープフルSから〔115〕。掲示板確保の馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔110〕。勝ち馬。
きさらぎ賞から〔101〕。5着と3着の馬。
京都2歳Sから〔100〕。勝ち馬。
京成杯から〔001〕。3着馬。
OPの若駒Sから〔210〕。1着と4着の馬。
1勝クラスから〔320〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔010〕。2番人気で勝ち上がった馬です。
馬券圏内30頭の中で、近2走のどちらも3着を外していたのは1頭だけ。その1頭も、2戦連続でOPを4着の馬でした。
連対20頭中、19頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は芝1500m、1600mで2戦2勝の21年2着シュネルマイスターです。
3着馬10頭で見ても、芝1800m以上に勝ちがあった馬は7頭です。
また、連対20頭中、17頭が2勝以上を挙げており、2頭には重賞での掲示板がありました。例外の1頭は、新馬勝ち即の馬です。
さらに、連対20頭中、重賞勝ちがあったのは7頭、OP勝ちがあったのは4頭です。
キャリア1戦と6戦以上の馬は2着まで。
本番と同じ舞台で行われる皐月賞TR。要注目です。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.03.02