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②人気馬はよく勝つが、2着が全くない不思議なGⅡ戦!【ニュージーランドT】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

ニュージーランドT(土曜・中山)

3歳馬によるNHKマイルCのTR。芝1600m戦、GⅡ。3着までの馬に優先出走権が与えられます。

過去10年、1番人気は〔130〕、2番人気は〔502〕、3番人気は〔130〕。

6番人気以下〔227〕、2ケタ人気馬〔113〕。

馬連3ケタ3回に、万馬券2本。

10回中9回で1~3番人気が連に絡んでいる一方で、6番人気以下の伏兵が9回で馬券圏内に。人気馬と穴馬の組み合わせでとデータは教えます。

 

ステップレースを見ていきましょう。

弥生賞から〔011〕。共に6着馬。

チューリップ賞から〔010〕。9着馬。

ファルコンSから〔313〕。人気着順は不問。

シンザン記念から〔110〕。勝ち馬。

アーリントンCから〔101〕。共に2着馬。

きさらぎ賞から〔100〕。5着馬。

共同通信杯から〔010〕。8着馬。

フラワーCから〔010〕。3着馬。

京成杯から〔001〕。13着馬。

OPのマーガレットSから〔100〕。勝ち馬。

アネモネSから〔001〕。4着馬。

1勝クラスから〔243〕。勝ち馬7頭、2着馬1頭と、1番人気5着馬。

未勝利勝ちから〔100〕。1番人気で勝ち上がった馬です。

 

牝馬は〔022〕。

連対20頭中、17頭が前走3着以内または3番人気までに推された馬。残る3頭は重賞で4、5番人気の馬でした。

一方で、OPクラス勝ちがあったのは5頭のみ。

難解なTR。秘めた素質と勢いがモノを言いそうなレースです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第6版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。