アーリントンC(土曜・阪神)
3歳馬によるNHKマイルCのTR。芝1600m戦、GⅢ。上位3着までに優先出走権が与えられます。
4月の施行に替わったのが18年のこと。従いまして、データは過去5年です。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔000〕、3番人気は〔001〕。
6番人気以下〔132〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
1番人気が4勝も、2、3番人気に連対なし。
19年には、12、7、11番人気で3連単136万馬券になっています。
ステップレースを見ていきましょう。
朝日杯FSから〔300〕。2、3着と、3番人気9着馬。
フィリーズレビューから〔100〕。4着馬。
京王杯2歳Sから〔001〕。勝ち馬。
共同通信杯から〔100〕。7着馬。
京成杯から〔010〕。11着馬。
ファルコンSから〔010〕。2着馬。
シンザン記念から〔001〕。2着馬。
1勝クラスから〔022〕。1、2番人気で勝った馬。
未勝利勝ちから〔011〕。1番人気で勝ち上がった馬。
勝ち馬5頭すべて、前走重賞出走馬。
2、3着馬は前走重賞以外なら勝ち必須です。
馬券圏内15頭中、芝1400mに勝ちがあったのは12頭。
残る3頭中、2頭は芝1400mの重賞2着馬と0秒1差4着馬、1頭は芝1600mに勝ちがあり、ここが初の芝1400mという馬でした。
前走で芝1200mを走っていた馬の馬券圏内はありません。
牝馬は〔110〕。
キャリア2戦以下の馬の馬券圏内はなく、6戦以上の馬も2着まで。
勝ち馬はキャリア3~5戦の、前走重賞出走馬に限られてきました。
データは過去5年。今年はどうなるか、注目です。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.04.14