平安S(土曜・京都)
ダート1900m戦、GⅢ。
21、22年は中京での施行。この2年を除く、データは過去8回で見ていきましょう。
1番人気は〔400〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔131〕。
6番人気以下〔241〕、2ケタ人気馬〔111〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
8回中7回で1、3番人気が連に絡むも、万馬券の2本は2万馬券と5万馬券。大波乱も念頭に置いて臨みたいダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
フェブラリーSから〔111〕。人気、着順は不問。
交流GⅠの東京大賞典から〔100〕。勝ち馬。
海外GⅠのサウジCから〔001〕。6着馬。
交流GⅡのダイオライト記念から〔110〕。勝ち馬。
アンタレスSから〔333〕。掲示板6頭に、3、4、9番人気(6、12、16着)の馬。
交流GⅢのマリーンCから〔011〕。連対馬。
マーチSから〔010〕。5着馬。
OPの仁川Sから〔110〕。1着と11着の馬。
ブリリアントSから〔102〕。1番人気14着と、4、5着の馬。
前走が条件戦だった馬の馬券圏内はありません。
また、前走が交流重賞だった馬は、1、2番人気での連対が必須です。
馬券圏内24頭のうち23頭は、2月以降少なくとも1走していました。
連対16頭すべてにダート1800以上での勝ちがあり、14頭が重賞勝ち馬。残りの2頭にはダート2000mでの勝ちがあった馬です。
馬券圏内24頭中、2戦続けて掲示板を外していたのは、19年2着のモズアトラクションのみ。ただし、この馬の前々走6着は3着とハナ、クビ、クビの差。近走凡走続きの馬は軽視してよさそうです。
牝馬は〔011〕。当日3、4番人気に推されていた馬です。
年齢別では、4歳〔421〕、5歳〔322〕、6歳〔121〕、7歳〔023〕、8歳〔001〕。
若い順にいいようです。
関西馬が〔888〕と馬券圏内を独占しています。覚えておいて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.05.19