ユニコーンS(日曜・東京)
3歳限定重賞。ダート1600m戦、GⅢ。
データは過去10年ですが、13年は3着同着。従いまして、10年で3着は11頭となります。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔324〕。
6番人気以下〔237〕、2ケタ人気馬〔012〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券2本。
3番人気が馬券に絡まなかったのは昨年だけです。
ステップレースを見ていきましょう。
芝のNHKマイルCから〔100〕。9着馬。
交流GⅡの兵庫CSから〔200〕。2着馬。
海外GⅡのUAEダービーから〔011〕。8着と10着の馬。
OPの青竜Sから〔244〕。連対7頭に、3、4、5着馬。
端午Sから〔120〕。3着以内の馬。
伏竜Sから〔120〕。1、2、9着馬。
鳳雛Sから〔111〕。1番人気4着馬と、2着馬、3着馬。
ヒヤシンスSから〔100〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔100〕。4着馬。
1勝クラスから〔005〕。1、2番人気で勝った馬が4頭に、7番人気で勝利の馬。
連対20頭中、19頭が前走OPクラスから。残る1頭は古馬混合の2勝クラスから。
前走1勝クラスからの馬の連対はありません。
また、2戦続けて掲示板を外した馬の連対はありません。
これを3着で見ても1頭だけとなっています。
連対20頭中、11頭に芝も含むOPクラスでの勝ちがあり、残る9頭には1勝クラスでの勝ちがありました。
この1勝クラス勝ち馬9頭の中で、8頭にはOPクラスの掲示板がありました。
また、連対20頭中、13頭にダート1600m以上での勝ちがあり、ダート1400m以下にしか勝ちが無かったのは6頭。残る1頭はここが初ダートで、芝1600mの重賞勝ちがある19年の勝ち馬ワイドファラオです。
このうち、東京ダート1600mに勝ちがあったのは12頭。残る8頭中5頭は、ダート1400mのOPクラスに勝ちがあったか、ダート1400mで2勝以上を挙げていた馬です。
牝馬は〔020〕。ただし、近8年は馬券に絡めていません。
キャリア8戦以上の馬は2着まで。
2本の万馬券は近2年でのもの。それも5万馬券と2万馬券ですから、波乱も考えたほうがいいのかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.06.15