札幌2歳S(土曜・札幌)
札幌の2歳チャンピオン決定戦。芝1800m戦、GⅢ。
函館で行われた13年を除く、データは過去9年です。
1番人気は〔312〕、2番人気は〔201〕、3番人気は〔010〕。
6番人気以下〔134〕、2ケタ人気馬〔020〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券2本。
ちょいとひと捻りといった感じでしょうか。
ステップレースを見ていきましょう。
クローバー賞から〔111〕。連対馬。
コスモス賞から〔022〕。4着以内の馬。
新馬戦から〔546〕。4番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利戦から〔320〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。
馬券圏内27頭すべてが芝1500m以上のレースから。
地方所属馬3頭を除く、JRA所属の24頭で見ると、芝1800mに勝ちがあった馬が20頭、芝1600mが2頭、芝1500mが2頭。
地方所属馬の3頭も、芝1800m勝ちが1頭、1番人気2着が1頭、芝1500m勝ちが1頭。いずれも芝に連対歴がありました。
前走負けて馬券に絡んだのは、クローバー賞2着と、コスモス賞2着と4着の3頭だけ。
あとはすべて勝ち馬です。
牝馬は〔332〕。
キャリア4戦以上の馬は2着まで。
最後に、前走札幌、函館以外を走っていた馬で馬券に絡めたのは、前走4番人気以内の馬のみ。
覚えておくとよさそうです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.09.01