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ビックシーザーにはない戦歴! 連対馬の78.6%が持っていた重賞実績とは!?【セントウルS】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去7年データ分析!

Text:長谷川雄啓

セントウルS(日曜・阪神)

芝1200m戦、GⅡ。

中京で行われた20~22年を除く、データは過去7回です。

1番人気は〔430〕、2番人気は〔121〕、3番人気は〔002〕。

6番人気以下〔122〕、2ケタ人気馬〔100〕。

馬連3ケタ3回に、万馬券1本。

1番人気は連対パーフェクト。なお、中京で行われた3回も、すべて1番人気が勝っています。

 

ステップレースを見ていきましょう。

まずは、複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。

高松宮記念から〔110〕。

北九州記念から〔224〕。

アイビスSDから〔120〕。

その他、海外GⅠのチェアマンズスプリント、ニュージーランドT、キーンランドCから勝ち馬が。

安田記念、CBC賞から2着馬が。

NHKマイルC、函館スプリントS、シルクロードSから3着馬が出ています。

馬券圏内21頭、すべて前走は重賞から。

その中で、人気、着順のいずれかが“4”より小さかった馬が19頭。

どちらも“5”以上だった馬は2頭。その2頭は芝1600mのGⅠ、GⅡを走っていた馬です。

前走GⅢ組が最も多く、15頭。

詳しく見ていきましょう。

3着以内が8頭、4着が2頭。

5着以下だった馬たちも人気で見ると、1番人気が3頭、2番人気1頭、4番人気1頭。

GⅢ組のカギを握る数字は“4”?

取捨選択に困ったら、参考にしてみて下さい。

 

連対14頭中、13頭に芝1200mでの勝ちがあり、例外の1頭は19年優勝のタワーオブロンドン。この馬、芝1200mの重賞に2着と3着がありました。

また、連対14頭中、11頭に芝1200mの重賞での連対歴があり、勝ち馬は9頭。

残りの3頭は、すべて芝1200mで2勝以上を挙げていました。

 

牝馬は〔124〕。

年齢別で見ておくと、3歳〔121〕、4歳〔300〕、5歳〔341〕、6歳〔004〕、7歳〔011〕。

勝ち馬は3~5歳の3世代に限られます。

脚質的には、逃げ馬が〔310〕。中には10番人気で逃げ切った馬もいます。前残りに注意が必要です。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第6版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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