京都大賞典(月曜・京都)
芝外回りの2400m戦、GⅡ。
阪神で行われた21、22年を除く、データは過去8回です。
1番人気は〔212〕、2番人気は〔113〕、3番人気は〔201〕。
6番人気は〔250〕、2ケタ人気馬〔200〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
この2本の万馬券は、5万馬券と9万馬券! 勝ったのは、どちらも11番人気の馬でした。
ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
宝塚記念から〔515〕。
天皇賞・春から〔020〕。
新潟記念から〔110〕。
その他、鳴尾記念から勝ち馬が。
大阪杯、札幌記念から2着馬が。
安田記念、目黒記念から3着馬が出ています。
GⅠなら人気、着順は不問。GⅡ、GⅢなら3着以内または2番人気以内が必要です。
OPの丹頂Sから〔110〕。5着馬と1着馬。
3勝クラスから〔011〕。どちらも1番人気1着の馬で、加えてどちらも連勝の勢いがありました。
連対16頭中、15頭に芝2000m以上での勝ちがあり、例外の1頭にも芝2000mの重賞に2着がありました。
また、連対16頭中、12頭に重賞勝ちがあり、3頭には重賞3着以内が。残る1頭は前走で3勝クラスを勝ち上がり、ここが重賞初挑戦だった18年2着のレッドジェノヴァです。
牝馬は〔110〕。
年齢別で見ていくと、3歳〔000〕、4歳〔242〕、5歳〔432〕、6歳〔112〕、7歳〔102〕。
5、4、6歳の順にいいようです。
ちなみに、GⅠ馬が出走した15、16、18、20年は、GⅠ馬が優勝しています。今年は果たして?
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.10.08