みやこS(日曜・京都)
ダート1800m戦、GⅢ。
阪神で行われた20~22年は除きますが、18年もJBCを京都で開催したため、みやこSは中止となりました。
従いまして、データは12~17年と19年の、過去7回となります。
1番人気は〔111〕、2番人気は〔300〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔252〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券2本。
連対の半数が6番人気以下の伏兵。波乱含みのダート重賞です。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GⅠの帝王賞から〔001〕。2番人気6着馬。
同じく南部杯から〔001〕。5番人気3着馬。
エルムSから〔300〕。1番人気で3着以内の馬。
レパードSから〔011〕。共に2番人気1着馬。
シリウスSから〔011〕。10番人気5着と3番人気2着の馬。
交流GⅢの白山大賞典から〔010〕。1番人気1着馬。
平安Sから〔001〕。5番人気3着馬。
アンタレスSから〔001〕。1番人気4着馬。
OPのブラジルCから〔220〕。1番人気で4着、8着と、2番人気2着馬に4番人気7着馬。
ラジオ日本賞から〔111〕。1番人気1着、2番人気6着、2番人気3着の馬。
太秦Sから〔100〕。3番人気2着馬。
3勝クラスから〔010〕。6番人気1着の馬でした。
馬券圏内21頭のうち、前走クラスにかかわらず、3着を外していたのは7頭。そのうち5頭は1または2番人気に推されていた馬。残る2頭は、4番人気7着と10番人気5着の馬。
人気と着順のどちらも“6”以上だった馬の馬券圏内はありません。
連対14頭中、12頭に重賞3着以内があり、そのうち重賞勝ち馬は6頭。重賞勝ちがなかった8頭のうち、5頭にはOP勝ちがあり、残る3頭中2頭にはOP2着がありました。例外の1頭は、前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの、17年2着ルールソヴァールです。
また、連対14頭中12頭にダート1800mでの勝ちがあり、前走で勝ち馬から1秒1以上離されていた馬の連対は1頭のみです。
牝馬は〔000〕。
年齢別で見ておくと、3歳〔031〕、4歳〔510〕、5歳〔123〕、6歳〔101〕、7歳〔002〕、8歳〔010〕。
4歳馬がいいようです。
阪神で行われた20~22年を合わせると、太秦S組が〔310〕、シリウスS組が〔112〕。4年連続で馬券に絡んでいます。今年も注目しておく必要があるかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.11.02