朝日杯フューチュリティS(日曜・阪神)
2歳マイル王決定戦。芝1600m戦、GⅠ。
阪神での施行に替わったのが14年のこと。従いまして、データは過去9年です。
1番人気は〔422〕、2番人気は〔231〕、3番人気は〔112〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔013〕。
馬連3ケタ4回に、万馬券1本。
9年のうち、8回で1または2番人気が連絡み。その一方で、伏兵の台頭も多く、注意が必要です。
ステップレースを見ていきましょう。
デイリー杯2歳Sから〔142〕。連対6頭に、4着馬1頭。
京王杯2歳Sから〔022〕。連対3頭に、3着馬1頭。
サウジアラビアRCから〔321〕。連対馬。
東京スポーツ杯2歳Sから〔010〕。7着馬。
OPのアイビーSから〔100〕。勝ち馬。
いちょうSから〔001〕。勝ち馬。
萩Sから〔001〕。勝ち馬。
1勝クラスから〔200〕。1、2番人気で勝った馬。
新馬勝ちから〔101〕。1、2番人気で勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔101〕。1番人気で勝ち上がった馬です。
勝ち馬9頭すべて、前走1着の馬。
その勝ち馬9頭中、8頭に芝1600m以上での勝ちがあり、残る1頭には芝1400mでの勝ちがありました。
これを2着で見ても、6頭に芝1600m以上での勝ちがあり、3頭に芝1400m以上のOPクラスでの勝ちがありました。
馬券圏内27頭で見てみましょう。
すべて芝1400m以上で勝利。
すべて10月以降に1走以上。
前走で掲示板を外していたのは1頭だけ。近2走続けて負けた馬はいません。
前走の人気を見てみると、1番人気14頭、2番人気7頭、3番人気3頭。残る3頭は、4、8、12番人気の馬でした。
牝馬は〔001〕。当日1番人気に推されていた馬です。
キャリア5戦以上の馬の馬券圏内はありません。
最後に枠順ですが、勝ち馬9頭中、7頭が9番枠より内の馬。
残る2頭の勝ち馬は15、17番枠ですが、内枠有利を頭の中に置いておいたほうがよさそうです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.12.13