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前走でGⅠを走っている4歳馬を狙いたい!!【日経新春杯】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の中京での過去3回データ分析!

Text:長谷川 雄啓

日経新春杯(日曜・中京)

芝2200mのハンデ戦、GⅡ。
例年は京都芝2400での施行ですが、今年は21~23年に続き、中京の芝2200mで行われます。
データは中京施行時の3回を中心に見ていきたいと思います。

21年は7、13、4番人気の1~3着で、馬連58060円。
22年は3、1、9番人気で、馬連580円。
23年は2、10、4番人気で、馬連8410円。
毎年7番人気以下の馬が馬券圏内にいるように、波乱のハンデ戦となっています。

そのハンデを見ると、21年は53、52、56キロの1~3着。
22年は55、57、54キロ。
基礎重量が1キロ増えた23年は59、55、56キロ。
ちなみに22年の2着と、23年の1着はトップハンデの馬。逆に21年の1着は格上挑戦だった53キロの馬。2着は52キロの牝馬。
重いハンデの馬も、軽ハンデの馬も好走する傾向にあるのは、京都施行時と同じです。

馬券圏内9頭すべてに芝2000m以上での勝ちがあり、5頭には2200m以上での勝ちが、3頭には芝2000m以上の重賞に3着以内がありました。例外は22年3着のヤシャマルのみ。
芝2200m以上での勝ち、または重賞3着以内というのは、京都施行時の連対馬にも必須ではありませんが、あればいい項目でした。

過去10年で見ても、前走GⅠから5勝、GⅡから2勝、3勝クラスから3勝と、この3つからしか勝ち馬は出ていません。
また、22、23年、京都施行の昨24年を含め、近3年は前走GⅠ出走馬が馬券圏内に2頭ずつ来ています。そのうち5頭は4歳馬だというのを覚えておくといいかもしれません。

ちなみに中京施行の3回では、馬券圏内9頭中、7頭が496キロ以上の大型馬。残る2頭は464キロと、458キロ(牝馬)でした。
この時期の中京の芝は、パワーが必要なのかもしれません。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

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