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毎年6番人気以下の伏兵が馬券圏内に来る、波乱含みの3歳重賞!【京成杯】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

京成杯(日曜・中山)

3歳馬による芝2000m戦、GⅢ。
過去10年、1番人気は〔321〕、2番人気は〔141〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔237〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
毎年6番人気以下の伏兵が馬券圏内に来る、波乱含みの3歳重賞です。

ステップレースを見ていきましょう。
GⅠのホープフルSから〔101〕。11着と6着の馬。
GⅡ時代のホープフルSから〔011〕。こちらは3着と2着の馬。
GⅢの京都2歳Sから〔110〕。4着と5着の馬。
OPの萩Sから〔100〕。5着馬。
ジュニアCから〔010〕。7着馬。
1勝クラスの葉牡丹賞から〔212〕。連対4頭に、4着馬1頭。
エリカ賞から〔102〕。3着以内の馬。
百日草特別から〔010〕。勝ち馬。
新馬勝ちから〔412〕。3番人気までで勝ち上がった馬が6頭に、6番人気だった馬が1頭。
未勝利勝ちから〔042〕。3番人気までで勝ち上がった馬です。

ちなみに、前走1勝クラスで勝ち馬から0秒3以上離されていた馬は、3着に1頭のみです。
馬券圏内30頭中、29頭が前走で芝1800mまたは2000mを走っていました。例外の1頭は芝1600mからですが、芝1800mに勝ちがありました。

馬券圏内30頭中、29頭は近2走のいずれかに勝ちがあり、例外の1頭にも2着がありました。凡走が続く馬の巻き返しは難しいようです。
連対20頭すべてに芝1800m以上での勝ちがありました。
牝馬は〔010〕。当日1番人気に推されていました。

キャリア4戦の馬は2着まで、5戦以上の馬は3着に1頭だけ。
キャリア1~3戦の馬で〔1089〕となっています。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 改訂新版が発売!

『改訂新版 自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

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