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ショウヘイ、リンクスティップの連対は難しい!? 未勝利戦からは3着が精一杯のGⅢ【きさらぎ賞】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去7回(京都施行)データ分析!

Text:長谷川 雄啓

きさらぎ賞(日曜・京都)

3歳馬による芝1800m戦、GⅢ。
21~23年は中京での施行。従いまして、データは京都施行時の過去7回で見ていきたいと思います。

1番人気は〔311〕、2番人気は〔022〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔222〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券なし。
毎年1~4番人気が連に絡んでいます。

ステップレースを見ていきましょう。
GⅠの朝日杯FSから〔102〕。人気、着順は不問。
GⅢ時代(現GⅡ)の東京スポーツ杯2歳Sから〔001〕。2着馬。
GⅢのシンザン記念から〔110〕。3着馬。
1勝クラスから〔352〕。勝ち馬7頭に、2着馬2頭、3着馬1頭。
新馬勝ちから〔211〕。2番人気までで勝ち上がった馬。
未勝利勝ちから〔001〕。2番人気で勝ち上がった馬です。

馬券圏内21頭すべて、前走がGⅠなら人気、着順は不問。GⅡ以下なら3着以内必須です。
連対14頭中、13頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがあり、残る1頭には芝1600mでの勝ちがありました。
また、勝ち馬7頭中、新馬勝ちからの2頭を除く5頭には、OPクラス3着以内または1勝クラスでの勝ちがありました。

牝馬は〔100〕。ここまで2戦2勝で、当日は1番人気に推されていました。
キャリア6戦以上の馬の馬券圏内はありません。

スローの瞬発力勝負になることが多く、そういう競馬に向くタイプを選びたいレースです。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 改訂新版が発売!

『改訂新版 自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

2020年4月に発売した元本の内容をリニューアルして、最新のレース内容や血統表にした改訂新版です!

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