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今年もハズせない!? ①人気馬の3着内率100%のGⅡ【金鯱賞】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去8年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

金鯱賞(日曜・中京)

芝2000m戦、GⅡ。
3月の施行になったのが、17年のこと。従いまして、データは過去8年です。

1番人気は〔521〕、2番人気は〔211〕、3番人気は〔011〕。
6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ2回に、万馬券1本。
1番人気の複勝率は100%。毎年、1または2番人気が連に絡んでいます。

ステップレースを見ていきましょう。
まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。
GⅠの有馬記念から〔301〕。
海外GⅠの香港Cから〔110〕。
凱旋門賞から〔011〕。
GⅢの中日新聞杯から〔110〕。
中山金杯から〔011〕。
その他、GⅠのダービーから勝ち馬が。
GⅠのジャパンC、菊花賞、海外GⅠの香港ヴァーズ、GⅢの小倉大賞典から2着馬が。
GⅡの日経新春杯、GⅢのチャレンジCから3着馬が出ています。
前走重賞組は19頭。掲示板確保または1、2番人気に推されていた馬が17頭で、例外の2頭は凱旋門賞(11番人気16着)と有馬記念(6番人気7着)からの馬です。
OPの白富士Sから〔203〕。勝ち馬3頭、5着馬1頭に、1番人気7着馬です。

馬券圏内24頭すべてに、芝2000m以上での勝ちがありました。
中でも、連対16頭中15頭に芝2000mでの勝ちがあり、残る1頭にも芝2000mのGⅠ2着がありました。
また、馬券圏内24頭中、23頭に左回りの経験がありました。そのうち20頭に左回りでの勝利があり、残る3頭にも左回りの重賞4着以内がありました。
連対16頭中、12頭が重賞勝ち馬。残る4頭のうち3頭は前々走で芝2000mの3勝クラスを勝ち、前走はOPクラスで掲示板を確保した馬。1頭は重賞に3着があり、前走は重賞1番人気4着だった馬です。

牝馬は〔031〕。当日5番人気までに推されていた馬。
年齢別では、4歳〔441〕、5歳〔233〕、6歳〔204〕、7歳〔000〕、8歳〔010〕。
4~6歳で、若い順にいいようです。
所属では、関西馬〔866〕に対し、関東馬〔022〕。関西馬に軍配が上がっています。

脚質では、逃げ馬が〔231〕。
開幕週のいい馬場を味方に、逃げ脚を活かす馬に注意が必要です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 改訂新版が発売!

『改訂新版 自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

2020年4月に発売した元本の内容をリニューアルして、最新のレース内容や血統表にした改訂新版です!

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