レパードS(8月9日 新潟11R)ダート1800m
3歳馬によるダート1800m戦。
過去10年、1番人気は〔423〕、2番人気は〔311〕、3番人気は〔020〕。
6番人気以下〔246〕、2ケタ人気馬〔223〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券2本。
3年連続で2ケタ人気馬が連対中。近年、波乱の度合いが高まっているようです。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GⅠのジャパンダートダービーから〔523〕。掲示板8頭に、6着と8着の馬。
ユニコーンSから〔300〕。3着馬と、1、2番人気だった馬。
交流GⅡの兵庫CSから〔001〕。4着馬。
海外のUAEダービーから〔001〕。2着馬。
ダートのOPから〔100〕。8着馬。
芝のOPから〔010〕。8着馬。
3勝クラスから〔001〕。5着馬。
2勝クラスから〔152〕。連対7頭に、4着馬1頭。
1勝クラスから〔022〕。1または2番人気で勝った馬。
ジャパンダートダービー組が馬券に絡まなかったのは18年だけです。
ここが初ダートだった1頭を除き、連対19頭にダート1600m、1800mでの勝ちがありました。
その初ダートの1頭(15年2着ダノンリバティ)にも、芝1800mに勝ちがありました。
キャリア5戦以下は2着まで。
牝馬は〔111〕。
先行有利の新潟ダート。逃げ馬が4勝、2着1頭と気を吐いています。
なお、降級がなくなり、6月、7月の2勝クラスのレベルが下がっているのも事実。2勝クラスからの馬は、単に着順で判断せず、内容を精査する必要がありそうです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.08.06