JRAがいまだ無観客開催を続ける理由
政府は9月15日からイベント収容人数の規制を緩和し、プロ野球やJリーグだと上限5000人から、収容人数50%に変更した。
たとえば東京ドームだと、収容人数は約46000人なので、23000人が巨人戦を観戦しに集まる。
しかし、中央競馬が行われている競馬場はまだまだ無観客開催。
他の公営ギャンブル、競艇や競輪はほぼOKになってきていて、競馬も関東圏以外の地方競馬場はOKになっているのだが。
というのも、中央競馬は日本で最も人を集めるスポーツイベントと言っても過言ではないからだ。
昨年、ロジャーバローズが勝った日本ダービーの日は東京競馬場に19万7000人のお客さんが集まった。
プロ野球だとも最も人を入れられる甲子園が満席になっても47508人。去年、国立競技場で行われたラグビーワールドカップ決勝戦でさえ約7万人。もっと見に来たい人はいたはずだが、スタジアムの席数でこれが上限だ。
競馬場はお客さんの大部分は席を確保しての観戦ではない。また、そもそも面積が大きい。だから、20万人弱の人が入れるのだ。
いつになったら、GⅠファンファーレに合わせて新聞を叩ける日が来るのだろうか?
公開日:2020.09.15