今週こそは穴党ファンの出番?
今週のGⅠレースはエリザベス女王杯。
今年は牝馬が例年以上に強い年。
もし、アーモンドアイ、クロノジェネシス、デアリングタクトのどれが出ていても圧倒的一番人気になるはずで、今週のエリザベス女王杯が“女王決定戦”と銘打ってはいるが、実質は牝馬NO.4決定戦といった意味合いが強い。
人気になるのは4月にGⅠ・大阪杯を勝っているラッキーライラック。GⅡ・札幌記念の勝ち馬・ノームコア。昨年のオークス馬・ラブズオンリーユーの古馬勢。しかし、どれも圧倒的な強さを感じる馬ではない。
3歳馬はデアリングタクトに全部持っていかれてしまったためGⅠ馬不在で人気しないが、穴馬はむしろここにいる予感。
デアリングタクトには歯が立たなくても、NO.4決定戦レベルの古馬勢にだったら通用するかもしれない。というか、人気薄ならその可能性に賭けてみたほうが馬券期待値は高いと思われる。
「NO.4決定戦」ならどの馬にもチャンスあり。圧倒的実力馬は不在なのだから。
この秋のGⅠレースは①人気馬の連勝続きで穴党ファンは苦しい戦いをしていると思うが、今週ようやく穴党ファンの出番がやって来たような気がしてならない。
公開日:2020.11.10