皐月賞はとにかく前走1着馬が強いレースである。
過去10年の3着以内30頭中20頭が前走1着馬。
これは牡牝クラシックでは断然の数字で、他の5レースは12~13頭である。
とはいっても成績は [8・7・5・50] と無条件で狙える頭数でもない。
そんな中で一気に絞れるデータをご紹介しよう。
それは「前走重賞で0秒2以上の差をつけて勝った馬」。
その成績は[7・3・3・14]で連対率は 21%→37%に跳ね上がる。
さらに当日①~④人気ならば [6・2・2・5]となり、15、18年以外は必ず連対しているので軸として狙える。
過去を振り返ってみよう。
16年には⑧人気の低評価でも激走した1着馬・ディーマジェスティ。前走は共同通信杯で0秒2差勝ちしていた。
20年は1着馬・コントレイルを筆頭に、2着・サリオス、3着・ガロアクリークと上位3頭が揃って「前走重賞で0秒2差以上の勝利」していた馬だった。
該当馬は12~18年が6頭に対して、19~21年は3年間で7頭を輩出しており、近年の勢いは止まらない。
ということで、今年の該当馬はどれだろうか? 前走成績を見てみればスグに分かる。
イクイノックス、オニャンコポン、キラーアビリティ、ダノンベルーガの4頭が該当する。
どれも上位人気に支持されそうな面々だが、だからこそ20年のように上位独占もありそう。この4頭BOX馬券で勝負してみたい。
公開日:2022.04.12