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京都で行われた【エリザベス女王杯】の過去10回で3着内すら入れていない「死の馬番」に入ってしまった馬とは!?

Text:あもあもだいち

エリザベス女王杯で勝つ馬を過去10回(阪神開催の2020年~22年は除く)のデータから導き出す!!

今週末から京都競馬場で2週連続GⅠが開催される。

その第一弾は秋の女王を決める【エリザベス女王杯】だ!

そこで、京都で行われた過去10回のデータ(阪神開催の2020年~22年は除く)を振り返り女王の椅子に座る牝馬を導き出していく!!

●前走距離別

前走1800mを走った馬が最多の5勝を挙げている。

続いて2000mの3勝、2200mの2勝となっている。

この結果から、前走でマイル以下や2400m以上を走っていると勝てていな事が判明した。

●前走クラス別

データを見てみるとエリザベス女王杯を勝つには格が必要で、前走でGⅡ以上を走った馬しか勝てていなばかりか、GⅢ以下を走った馬が3着内に来たことは2着1回3着1回と2回しかない。

それでは、勝った馬の内訳を見てみるとGⅡ組が7勝と断然の成績を残している。これに続くのがGⅠ組の3勝である。

●馬齢

牝馬は繁殖にあがるため早くに引退する事が多いため、勝ち馬の馬齢内訳を見ると若い馬が多く勝っている。

トップは4歳馬で6勝、これに続くのが3歳馬3勝で、残りは5歳馬の1勝となっている。やはり6歳馬以降の勝ちはなく、3着内も2着に1回のみである。

●前走着順別

このデータもエリザベス女王杯を勝つには格が必要な事を示している。

それは、前走で5着以内と掲示板に載っていないと勝てない事である。

内訳は2着と3着で3勝を挙げ、続いて1着の馬で2勝、残りは4着と5着組でそれぞれ1勝を挙げている。

特に前走で二桁着順と大敗した馬は過去に3着以内が1回しかない。

●枠番・馬番

枠では内枠が比較的有利な傾向で、1枠がトップの3勝、2枠が2勝、3枠が1勝と内枠から多くの勝ち馬が出ている。

しかし、中枠や外枠がそこまで不利かと言うとそうでもなく、6枠と8枠がそれぞれ2勝を挙げているように内が絶対的に有利なコースではない。

さらに、ここから細かく馬番で見てみると、過去10年で3着内すら入れていない「死の馬番」が無数にある事が分かった。

その馬番とは⑬⑭⑯⑰で、今年は⑬サリエラ、⑭ハーパー、⑯ラヴェル、⑰コスタボニータと4頭は残念ながら厳しいデータを突き付けられてしまった。

以上の5つのデータ全てで推奨できる馬は③ルージュリナージュ、⑦レガレイラ、⑫シンティレーションの3頭である!!

果たして、データから導き出された3頭の中から女王が誕生するのか?

発走は11月10日の京都競馬場11レース、15時40分予定。

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