データ的には⑨アイスジャイアントが勝ちに一番近い存在!?
先週日曜日には、2歳女王にサークルオブライフが輝いた。
今週の日曜日には、朝日フューチュリティSが開催され、新たな2歳王者が誕生する。
しかし、その前の12月15日に川崎競馬場で2歳ダートチャンピオンを決める「全日本2歳優駿」が開催されるため、ダート王者が誕生する。
過去には、先日亡くなった元祖二刀流のアグネスデジタル、地方の雄・フリオーソ、3歳時にチャンピオンズCを勝ったルヴァンスレーヴなどを輩出した出世レース。
全国から14頭が出走を予定しているが、今年はどの馬が勝つのか!?
そこで、ここでは過去データから勝ち馬を導き出していこう!!
全日本2歳優駿では、過去10年で牝馬が2勝している
これはチャンピオンズCよりも多くの勝ち馬を輩出しているが、それでも牝馬にとって厳しいレースと言わざるを得ない。
そのため、牝馬唯一の出走となる⑧カイカノキセキには不利なデータとなる。
過去10年の枠順データだと4枠だけが勝ち馬を輩出していない
そのため4枠に入った⑤コンバスチョンと⑥ナインバイパーは勝つには厳しいか!?
過去10年、前走レースは現・JBC2歳優駿(前・北海道2歳優駿)組が3勝、その他組は1勝ずつと他を圧倒している。
これは距離が関係していると思われる。全日本2歳優駿は1600mで開催されるが、JBC2歳優駿は1800mと距離が長く、前走で短い距離を使うよりも結果を残している。
そのデータは、前走に1600m以上使った馬が7勝。前走1400m以下の勝ち馬が3頭と、やはり同距離以上を走ってきた方が有利なデータとなっている。
この過去データからは③ナッジ、④ノブレスノア、⑥ナインバイパー、⑨アイスジャイアント、⑫マリンスカイ、⑬ラインスカイが残る。
その中でJBC2歳優駿組にさらに絞ると、③ナッジと⑨アイスジャイアントの2頭だけ残る。
最後に前走着順、過去10年では全て前走を勝った馬しか全日本2歳優駿を制覇していない
このデータからは8頭が該当する。しかし前述のデータと擦り合わせると⑨アイスジャイアントだけが残ることに。
果たして、データが導き出した通り⑨アイスジャイアントが勝つのか!?
発走は、12月15日の川崎競馬場の第11R/20:10発走予定。
公開日:2021.12.14