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【シンザン記念】「死の馬番」に入ってしまった今年引退の名騎手が騎乗する馬とは!?

Text:あもあもだいち

名馬の登竜門!「シンザン記念」の勝ち馬を過去10年のデータから炙り出せ!!

1月5日に中山、京都でそれぞれ金杯が開催され、2023年JRA開催の始まりを告げた。

それとともに早くも今年のクラシックを占う重要な一戦が中京競馬場で開催される。

そのレースとは「シンザン記念」である。

 

過去には、タニノギムレットやジェンティルドンナ、アーモンドアイなどの名馬達が初重賞を制覇したのが、この「シンザン記念」である。

今年も名馬へ駆け上るために7頭が集結した!!

そこで、未来の名馬はどの馬かを過去10年のデータから導き出して行く!!

 

1,キャリア

3歳になったばかりという事で、キャリアの浅い馬達が多い。

その中でもキャリア2戦の馬が4勝とトップの成績を残しているが、今年はキャリア2戦の馬は出走していない。

次に4戦組と5戦組がとも2勝を挙げ、残りは1戦組と3戦組の1勝となっている。

また勝率でも2戦組を除くと、1戦組5.9%、3戦組3.4%よりは、4戦組9.5%、5戦組8.7%と多くの経験を積んだ馬の方が有利となっている。

 

2、前走クラス

前走1勝クラスを走った馬が最多の5勝を挙げトップ、次いでGⅢクラスの2勝となっている。

逆に勝ち馬が出ていないのはOPクラスとGⅡクラスを走った馬達となっている。

 

3,前走着順

前走を勝った馬が4勝とトップの成績を残している。

次が2着だった馬で2勝と続いている。

過去には7着、8着からの巻き返しもあるが、さすがに二桁着順からの巻き返した馬はおらず、やはり2着以内の馬から狙うのが無難である。

 

4,枠番・馬番

今年は7頭と出走頭数が少ないので、枠番=馬番なので馬番で見ていこう。

するとやはり出て来た3着内にすら入れない「死の馬番」!

その馬番とは4番である!!

この馬番に入ったのが、今年2月末で引退する福永祐一騎乗の④トーホウガレオン!!

非情にも厳しいデータを突き付けられてしまった。

 

以上のデータから勝ち馬の条件を見直してみる。

キャリアが4戦か5戦で、前走1勝クラスを走り2着以内に好走し、死の馬番に入らなかった⑦ペースセッティングが勝ち馬候補として浮かび上がって来た!!

 

果たして先輩の名馬達に続いてシンザン記念勝ち馬となるのはどの馬か!?

発走は1月8日の中京競馬場11レース、15時45分予定。